話題の特殊清掃業のグロマンガ「ルートエンド」の感想

2018年11月3日に公開された47話が衝撃的でツイッターでトレンド入りを果たすという偉業を成し遂げてジャンプ＋で連載されていたサイコサスペンス作品「ROUTE END（ルート　エンド）」は2019年4月4日にコミック最終巻である8巻が発売され完結しました。

作者は中川海二（なかがわ　かいじ）さんで月刊アフタヌーンから移籍してきた作家さんです。2012年の作品「犬と僕」や2013年の作品「ほしにねがいを」などを手掛けていてこのROUTE ENDは中川海二さん初の少年マンガ作品となります。

ROUTE ENDの内容は、特殊清掃業の仕事をしている青年が、青年の暮らす近辺で連続して発生していた猟奇殺人事件「END事件」に関わって、生と死について考えるサイコ・サスペンスです。

実際に読んでみて話題になるのが納得できる程面白かったのでその魅力を伝えるために自分なりの感想を書いていきたいと思います。サスペンスということでネタバレはあまりしたくないので少しざっくりになります。

まずグロテスクな場面が結構あるのでそういうのが苦手な人は注意してください。

グロの度合いに関しては連続猟奇殺人事件ということで人の死体などが描かれている描写がちょくちょく出てきます。それに性的な描写もそれなりに描かれています。ミステリー要素としてはすごく良くできてる印象を受けました。

よくあるミステリー作品だと途中でトリックや犯人像が見えてきて最後に直接対決という流れが多いように思いますが、この作品は最後までまったく犯人がわかりません！登場人物の心の闇も丁寧に描かれていて、人間の心や裏表などを深く考えさせられる作品だと思います。

口コミ

予想を裏切る展開にハラハラしながらも、すぐ引き込まれ、完結した今、また１巻から読み返しても、やはり良くできたすごい作品だと思います。

残酷な殺人事件。けど、絵柄が淡白だから、凄惨さはなぜかあまり感じない。だけど、謎や、人間の怖さ、不思議さを淡々と物語る。ぜひ、ドラマ化してほしい。

口コミを見ても予想のできない展開ということで好評のようです。

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